専務取締役 石原 聡(現:特定非営利活動法人フレンズネットワーク理事長)

一期一会の人生、考え方次第で「幸せ」にも「不幸」にもなれると敢えて言いたい

ishihara.jpg誰しも一度きりの人生を歩むのであれば「不幸」よりも「幸せ」に歩みたいと思うもの。新型コロナウイルスの流行や戦争もあって、世界の景気は停滞しています。日本の景気後退も進む中、物価の上昇はとどまるところを知らず、格差はますます広がるばかりで、複雑な世の中となっています。

また、以前よりIT業界に多いと言われていたメンタルヘルス問題は、今や業種を選ばず、いたるところで顕在化しています。SNSでの誹謗中傷やハラスメント問題も多岐にわたっています。一部の特定地域に限らず、日本全体の治安は年々悪化しているように思えます。

日々繰り返される生活に、どことなく息苦しさを感じてはいませんか。失敗の許されない世間の空気を感じながら、毎日を過ごすたびに、何かすり減らされるものがありませんか。

つまるところ「疲れてしまう毎日」になる理由は、良い意味での地域の連帯意識が希薄化してしまい、消化不良を起こしてしまうほど氾濫している様々な情報に振り回されていることなどに起因しています。

こうした毎日を送る中、シンプルですが、考え方次第で「幸せ」にも「不幸」にもなれると敢えて言いたいのです。

考え方を変えれば、明日から「幸せ」になれるなんて、頭ではわかっていても、多くの人にとって難しいことだと思います。今までの人生経験が瞬時に切り替えられるほど、人はデジタル化していません。

そこで「幸せ」になれる考え方を身につけて欲しいと考えています。

幸せな考え方とは「前に進むことで不安を感じないようにすること」です。もちろん前に進むための休息は必要不可欠。そしてもう一つ「前に進むために後ろに戻ることもあるのです。」

世の中の事象の多くは、変えることができないのが現実です。抗う事さえできないかも知れません。それでも「人間万事塞翁が馬」のように、幸福や不幸になるかは、すぐに決まるものではないのです。嬉しい時には、身を流され過ぎないように、苦しい時には、やがて幸せも訪れると希望を忘れずに日々を過ごして欲しいと思います。

そして人生は「一期一会」です。MyLevelの代表取締役である早田との出会いもそうでした。学生時代に同じ釜の飯を食べながら、将来、何かしら社会貢献できる人生を送りたいと語り合っていました。

縁あって取締役として就任するにあたり、激しく変遷していくデジタル化の波の流れる中で、アナログ的な絆も大事にしながら社会に貢献できる事業となるよう、誠心誠意尽力して参りたいと思います。

【特定非営利活動法人フレンズネットワーク】
 フレンズネットワークは、精神障害者に対して、自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう支援を行い、精神障害者の福祉の増進を図るとともに、障害の有無にかかわらず市民が相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与することを目的とする。内閣府NPOホームページにも掲載されているNPO法人である。

特定非営利活動法人フレンズネットワーク:https://f-net.or.jp/
内閣府NPOホームページ:https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/103090130

早田幸哉 中村康彦 蛭田正信 宮部達生

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