10月なのに桜?
雨模様の天気が続いてしまい、自然との触れ合いもご無沙汰してしいましたが、御苑に出向くことができました。
散策していると、葉を落とした木に小さな花が咲いていました。思わず近づいてみると・・・どう見ても桜の花。足元のプレートには"ジュウガツザクラ"とあります。
調べてみると、江戸時代からある春と秋から冬にかけて咲く二季咲きの桜で、豆桜と江戸彼岸の種間雑種(同属の交雑で生まれる雑種の第一代目)だそうで、いわゆる園芸品種だとのこと。素直に驚きました。
もちろん春のように満開でありませんが、ポツポツと咲くその姿に、赴きを感じてしまうのです。
他にも黄色い実をつけたマルバチシャノキがありました。実はバナナの風味があって食用できるそうです。
学名がアメジストセージというサルビア レウカンサも咲きほこっていました。メキシコ原産の多年生植物で、イギリス王立園芸協会で、ガーデン・メリット賞を受賞しています。