念願の伏見稲荷大社へ

年始の2026年1月5日、京都の伏見稲荷大社へ参拝しました。

伏見稲荷大社は、全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮で、西暦711年(和銅4年)に、ご鎮座したとされる由緒あるお社です。古くから五穀豊穣をはじめ、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神として、広く信仰を集めてきました。稲荷山そのものが信仰の場であり、朱色の鳥居が連なる風景は、国内外を問わず多くの人を惹きつけています。

なかでも有名な「千本鳥居」は、鳥居の朱色が幾重にも続き、歩を進めるごとに空気が少しずつ変わっていくような、不思議な魅力がありました。実際に歩いてみると、写真で見る以上に印象深く、伏見稲荷大社ならではの世界観を肌で感じます。
当日は海外からの参拝者の姿も多く、境内の賑わいに、その人気の高さを感じました。一方で、稲荷山をめぐる参拝は思っていた以上に体力を使い、歩きながら「これはなかなかの道のりだな」と実感しました。稲荷山の「お山めぐり」は全体で約4キロとされ、山頂の一ノ峰(上社神蹟)は標高233メートル。見学の目安は約2時間と案内されています。

今回は帰りの新幹線の時間もあり、四ツ辻(写真は四ツ辻からの眺めになります。これだけでも登った甲斐がありました)まで登って引き返しましたが、そこまででも十分に伏見稲荷大社の奥深さを感じることができました。正直、汗だくでした。来年は「一ノ峰」を目標にしたいと思っています。

下山の途中に、千本鳥居の先にある奥社奉拝所にも立ち寄り、「おもかる石」にも触れてきました。願い事の成就を念じて石灯籠の空輪を持ち上げ、そのときに感じる重さが、自分の予想より軽ければ願いが叶い、重ければ叶い難いとされる試し石です。実際に持ってみると、ただ重い、軽いという感覚だけではない、何か考えさせられるものがありました。後になって「石の重さ」は「意思の重さ」にも通じるのかもしれない、と耳にしたこともあり、思い返しています。
ようやく参拝がかなった伏見稲荷大社。こうして毎年お参りできるように、体力づくりと健康を大切にしながら、日々を過ごしていきたいとあらためて感じた新年の参拝でした。

蛇足になりますが、宿泊したホテルの朝食バイキングにパスタが飾られていました。アートだなぁ。



