万両、千両、百両、十両
師走の自然園に脚を運びました。
お正月が近づくと、マンリョウ、センリョウといった縁起物の木が店先に並びにはじめます。加えて百両や十両、はては一両まであると聞いて驚きました。
万両(マンリョウ)は、もとはアカギと呼ばれていたそうです。赤い実が下につきます。
千両(センリョウ)は、赤い実が上につきます。百両よりも大型であることから千両といわれるようになったのだとか。
百両(カラタチバナ)は、中国では"百両金"と呼ばれていて、マンリョウやセンリョウといった名前は百両(カラタチバナ)と比較して名付けられたそうです。
十両(ヤブコウジ)は、丈も短く、実も2~3個しかつけません。
一両(アリオドシ)は、残念ながら自然園では見られませんでした。
赤い実を冬につける常緑樹として縁起物としての歴史があるようです。今年も残り半月ですね。