浅き川も深く渡れ

浅き川も深く渡れ

「浅い川も深く渡れ」は、その言葉の通り、川が浅いからといって、油断せずに、慎重に渡りなさいという何事にも注意深く行動せよという意味を持つ教訓です。

江戸時代前期の僧であり、俳人でもあった「皆虚(かいきょ)」が記した「世話焼草」からの言葉で、簡単なように見えても、対応する心持ち次第で、途端に危険に変わるということは、意外にも少なくないように感じます。

ところで関東地方の今年の梅雨入りは、例年よりも約2週間遅れの6月21日頃でした。「梅雨らしくない梅雨」となり、真夏日を超える日も少なくなく、加えてこの湿度で「気象病」とも呼ばれる体調不良を訴える方が続出しているというニュースを耳にしました。

急激な気圧の変化は、自律神経の乱れにもつながりますので、血流が悪くならないように「軽い運動」や「入浴」、「十分な睡眠」を確保することで改善されるとのことなのですが、「言うは易く行うは難し」。なかなかうまくはコントロールできないのも事実です。

年齢を重ねるたびに、体調管理の大切さと難しさを体感せずにはいられません。


2024030-1.jpg
※今年も6月末日に氏神様の神社にて、半年間の無病息災を祈願する夏越大祓に行ってまいりました。

メニュー