暑熱順化
例年より2週間遅い、令和6年の6月21日頃から梅雨入りした関東甲信地方の梅雨が明けたのは、7月18日頃でした。
連日の猛暑は、1898年以降、もっとも暑い7月となるとのこと。
猛暑のために、エアコンのきいた室内で、過ごしてしまう日々を送りがちです。すると暑さに慣れることができずに、熱中症になりやすくなる身体となってしまいます。
そこで「暑熱順化」といって、暑さに身体を慣れさせる方法があるのです。
ウォーキングやサイクリング、適度な運動、そして入浴(湯船につかる)が、「暑熱順化」に有効であるとのこと。個人差はありますが、数日から約2週間で「暑熱順化」するそうです。
※本来は、本格的に暑くなる季節前(5月下旬位)から、準備するのが理想だそうです。
※運動の目安は、個人差もありますので、ネットなどでご検索ください。
「暑熱順化」すると汗をかきやすくなり、体の熱を外に出すことができるようになります。結果、体温の上昇を防ぐことにつながります。
もちろん水分補給や塩分タブレット、保冷材、帽子といった熱中症対策も必須です。
公園を歩いていると、百日紅の花が咲いていました。過去にブログでも取り上げたのですが、鮮やかな花の色は、猛暑でも足を止めてしまう美しさがありました。