初午の祈りと春の夜桜

初午の祈りと春の夜桜

今年の春を少し振り返る形になりますが、3月に初午祭に参列しました。

初午は稲荷信仰にとって大切な節目の日とされています。京都の伏見稲荷大社では、和銅4年(711年)の2月初午の日に、稲荷大神が稲荷山に御鎮座されたことにちなみ、現在も初午大祭が行われています。

MyLevelでも、そして私自身も日頃から稲荷信仰を大切にしており、こうした節目に手を合わせる時間は、気持ちを整える大切な機会になっています。


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境内には赤い幟が並び、春を迎える前の空気の中に、どこか凛とした明るさがありました。商売繁昌、社内安全、そして日々関わってくださる皆さまの平穏を願いながら、あらためて手を合わせました。


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そういえば、今年の正月には、京都の伏見稲荷大社で「達成のかぎ」をいただきました。多くの宝物を収める倉庫の鍵を象った縁起物で「諸願達成」と記されたお札が添えられています。願いごとが達成されるようにとの祈りが込められたものとされ、MyLevel恵比寿の神棚にお祀りしています。

鍵という形には、どこか特別な意味を感じます。扉を開くためのものでもあり、扉の奥にある大切なものを守るためのものでもあります。同時に守るのではなく、次のステップに進むためにも扉を開く鍵が必要になるとも言えます。願いを叶えるためには、ただ待つだけではなく、自分自身で一歩を踏み出し、その扉を開いていくことも必要なのかもしれません。

初午祭で手を合わせたあと、春は少しずつ深まり、目黒川沿いの桜も見頃を迎えました。夜に見上げる桜は、昼間とはまた違った美しさがあります。提灯の灯りに照らされた花びらは、白くも桃色にも見え、黒い夜空の中で静かに浮かび上がっていました。

目黒川の水面にも灯りが映り込み、春の夜だけに訪れる、少し幻想的な時間が流れていました。昼間の慌ただしさから少し離れ、桜を見上げていると、季節が確かに進んでいることを感じます。

仕事に追われる日々の中でも、こうした季節の節目に立ち止まり、花を見上げたりする時間は大切にしたいものです。

春の祈りと夜桜に、今年も静かに背中を押してもらったような気がします。

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